現金化業者で一括払いで利用したけど、1度に返済する額が大きく返済が難しいという方は多くいるでしょう。
クレジットカード現金化で一括払いで決済したあと、返済方法を分割払いやリボ払いに変更することが可能です。
この記事を読めば、現金化あとに分割やリボ払いに変更する方法や、現金化における分割・リボ払いの長短所について正しく理解できるでしょう。
また、クレジットカード現金化優良店をお探しの方は、こちらで20社以上の現金化業者を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
現金化の利用額はカード会社に返済
クレジットカード現金化を利用した場合、利用料金を現金化業者に返済すると思いがちですが、実はそうではありません。
現金化業者で現金化した場合、利用料金はクレジットカード会社に返済します。
現金化業者は貸金業者ではなく決済代行業者なので、クレジットカード現金化した分の料金はカード会社に引き落としされ返済となります。
ここではそれぞれのカード会社の返済日や注意点、返済時の利息(手数料)について調査したので、ぜひ参考にしてくださいね。
クレジットカードの返済日は要確認
クレジットカード現金化を利用する前に、カードの返済日をきちんと確認しておきましょう。
なぜなら、返済日に遅れた場合カード会社に現金化を疑われやすくなるからです。
また、現金化が疑われるだけでなく、強制退会や利用料金の一括請求が求められるリスクとなるので、事前に返済日を確認しておくのが得策といえるでしょう。
カードブランド | 年会費 | 分割払い 対応か? |
返済日 |
---|---|---|---|
JCBカード | 無料 ※有料もあり |
〇 | 10日 |
三井住友カード | 1,375円~ | 〇 | 10日or26日 |
エポスカード | 無料 ※有料もあり |
〇 | 4日or27日 |
楽天カード | 無料 ※有料もあり |
〇 | 27日 |
ジャックス | 無料 ※有料もあり |
〇 ※1 | 10日or26日 |
アメックス | 1,375円~ | 事前申込が必要 ※1 | カードで異なる |
オリコカード | 無料 | 〇 ※1 | 27日 |
セブンカード | 無料 ※有料もあり |
〇 | 10日 |
セゾンカード | 無料 ※有料もあり |
〇 ※1 | 4日 |
PayPayカード | 永年無料 | 〇 ※1 | 27日 |
dカード | 永年無料 | 〇 | 10日 |
※1 決済後リボ払いに変更できるが分割払いはできない
締め日と確定日、返済日(支払日)はそれぞれ違うので、上の表にないカードの返済日を調べる場合は注意が必要です。
ショッピング枠の現金化とキャッシング枠の金利の違い
クレジットカードにはショッピング枠とは別にキャッシング枠という機能が備わっています。
仮に10万円を利用した場合、ショッピング枠とキャッシング枠ではどのような違いがあるのでしょうか。
ショッピング枠10万円を一括払いした場合と、キャッシング枠10万を月々3,000円で返済した場合の違いを確認してみましょう。
比較内容 | ショッピング枠(一括払い) | キャッシング枠 |
---|---|---|
金利/利息 | ―/なし | 18%/あり |
返済回数 | 1回 | 34回 |
返済額 | 100,000円 | 125,844円 |
このように、ショッピング枠の一括払いに比べキャッシング枠は返済回数が選べるものの、どうしても返済料金が高くなってしまいます。
キャッシング枠を利用すると利息が発生しますがショッピング枠の一括払いを利用した場合は利息の負担は一切ありません。
返済に余裕があればキャッシング枠よりもショッピング枠の一括払い利用がお得と言えるでしょう。
クレジットカード現金化の返済方法まとめ
現金化業者でカード決済するときに、分割払いを選択すると返済回数を選ぶことができます。
ですが現金化業者やカード会社によっては、まれに分割払い・リボ払いが利用できず、一括払いしか利用できないことも。
この項目では分割払い・リボ払いを含め、下記の3つの返済方法について詳しく紹介します。
クレジットカード現金化の返済方法は、それぞれメリットだけでなくデメリットがあり、注意点もあるため現金化をする前に正しく理解しておきましょう。
一括払い・ボーナス払い(金利なし)
クレジットカード現金化の返済で一括払い・ボーナス払いを選んだ場合、一番のメリットは利息がかからない点でしょう。
返済が長引かないので返済回数を気にする必要がなく、現金化するにあたってストレスフリーなのも魅力的な特徴です。
またボーナス払いはボーナス月にもよりますが最短2ケ月、最長で8ケ月まで支払いを先延ばしに出来るため、現金の準備に余裕を持てるのが大きな特徴です。
- 利息がかからない
- 返済が長引かない
- 金額が大きいと返済が難しい
現金化で多額の現金を工面できたとしても、一括払い・ボーナス払いの場合利用した額を1回で返済しないといけません。
そのため、1回で返済できる余裕がない場合は一括払い・ボーナス払い以外の返済方法を選択したほうが無難と言えるでしょう。
分割払い(返済回数で金利が変動)
クレジットカード現金化で分割払いを利用すると、月々の返済額を抑えられる上、返済の計画が立てやすいという利点があります。
また、自身で分割回数を決められるため無理なく返済が続けられることも大きなメリットです。
ですが他の返済方法と同様、分割払いで利用するにあたってのデメリットもあります。
- 月々の返済額が抑えられる
- 返済の計画が立てやすい
- 分割回数を自身で決められる
- 分割回数によって利息が変動する
分割払いは自身で分割回数をえらべますが、分割回数によって利息が変動するのが大きな特徴です。
また分割回数はカード会社によって異なりますが、一般的なクレジットカードは3回、6回、10回、12回、24回に対応していることが多いです。
分割回数が上がり返済期間が長くなればなるほど利息がかかるため、結果的に返済額に加えて利息を多く払わねばなりません。
ただし分割回数が2回の場合は利息がかからないといったケースもあるので、自身の分割回数における利息を正しく理解した上で分割払いを利用しましょう。
まれに分割払いできない場合もありますが、カードで分割払いができない理由と対処法で詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。
リボ払い(平均15%の金利)
クレジットカード現金化でリボ払いを利用すると、毎月の返済額が抑えられる上に、返済額が毎月一定になるので心や生活に余裕ができるのは大きな利点と言えます。
では、リボ払いを利用した場合のデメリットとはどういったものなのでしょうか。
- 月々の返済額が抑えられる
- 月々の返済額が一定
- 利息がかかる
- 月々の利用額が分かりづらい
リボ払いを利用すると利息がかかるため、返済額に利息分をあわせた額を返済することになります。
また、月々の返済額が変動なく一定のため、どれだけ利用しているのか分からなくなることも難点。
そのためクレジットカード現金化でリボ払いを利用するときは、どれだけ利息がかかるのかをあらかじめ計算しておくことと、月々の明細書を確認しましょう。
現金化をフレックス払いで利用するときもリボ払いと同様、利息がかかりますが、複数回ある内の1回めの返済のみ一括払いになり手数料がかかりません。
つまり、フレックス払いは返済2回目から月々の返済額が一定になり、なおかつ利息がかかるわけですね。
一括払いを分割払いやリボ払いに変更する方法
クレジットカード現金化を一括払いで決済後、返済方法を分割払い・リボ払いに変更するのは難しくありません。
返済方法を分割払い・リボ払いに変更するときは、返済方法の変更申込みが必要になります。
変更申し込みはインターネットの場合、会員専用ウェブかアプリにログインして申し込みが可能です。
電話で変更申し込みする場合はカード会社に連絡し、一括払い後に返済方法を変更したい旨を伝えることで申し込みが可能です。
カードブランド | 分割・リボ払いへの変更方法 |
---|---|
JCBカード | 電話・インターネット |
三井住友カード | 電話・インターネット ※1 |
エポスカード | 電話・インターネット ※1 |
楽天カード | インターネット・アプリ |
ジャックス | 電話・インターネット |
アメックス | インターネット・アプリ |
オリコカード | 電話・インターネット |
セブンカード | 電話・インターネット |
セゾンカード | 電話・インターネット・アプリ |
PayPayカード | 電話・インターネット |
dカード | インターネットのみ |
※1 電話申込みはリボ払いのみ対応
表にあるようにカード会社によってはインターネット申込みのみ対応している場合や、電話申込みでは分割・リボ払いのどちらか一方に対応している場合もあるので、事前に調べておきましょう。
また、一括払いを分割やリボ払いに変更するときは申込みの締切日があり、これを変更締切日といいます。
変更締切日はカード会社の引落日や、登録した口座の金融機関によって異なるため、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
分割・リボ払いへ変更するときの注意点
クレジットカード現金化あとに、返済方法を分割払い・リボ払いへ変更すると、月々の返済額が抑えられるので、返済が負担にならないですよね。
- 現金化業者・カード会社双方に利息を支払わなければいけない
- 場合によっては返済が長引く
- 返済が長引くほど利息がかかる
このように、分割払い・リボ払いは月々の返済額が抑えられますが、利息がかかるため結果的にみて利用した額より多く返済せねばなりません。
また、月々の返済額を抑えられるのは大きなメリットですが、その分返済期間が長引いてしまうというデメリットもあります。
ですので、クレジットカード現金化あとに返済方法を分割やリボ払いに変更するときは、メリットとデメリットを天秤にかけて考える必要があります。
カードで分割払いできない理由と対処法
カードの返済方法をあとから変更できない場合がありますが、どのような場合に分割払いに変更できないのでしょうか。
上記の理由で現金化で分割払いが利用できない場合、リボ払いか一括払いで返済する必要があります。
一括払いしか利用できない場合、現金化の額が大きいと返済が困難な場合があるでしょう。
その場合は分割払いができない場合の対処法をまとめたので、分割払いの利用不可を未然に防ぐ、あるいは分割払いが可能になるので参考にしてくださいね。
現金化業者が分割払いに対応していない
クレジットカード現金化でカードが分割払い・あとから分割に対応していない場合でも、諦めることはありません。
現金化で分割払い・あとから分割ができないときの対処法が3つあるので確認してみましょう。
- 分割払いに対応したカードを作成する
- 一括払いをあとからリボ払いに変更する
- カード会社に問い合わせる
現金化前にカードが分割払い・あとから分割に対応していないとわかったら、対応しているカードを作成しましょう。
カードを新しく作成する際は、分割払い・あとから分割に対応しているのか、利息はいくらなのかを調べておくことが大切です。
ほとんどのカード会社ではあとからリボ払いの利用が可能ですが、リボ払いの利用枠がない場合や、カード会社の条件・一部の加盟店により、あとからリボ払いが利用できないこともあるので事前に確認しておきましょう。
また、カードで分割払い・あとから分割を利用できない場合は、カード会社に問い合わせるのが一番です。
なぜなら、カードの利用限度額を超過しているのか・返済の延滞など、分割払い・あとから分割が利用できない理由が明確にわかるからです。
カードの裏面に記載されたサポートデスクの電話番号に問い合わせましょう。
延滞があれば返済して利用限度額に余裕をもたせるなどの対処が可能になります。
支払日に返済の見込みがなければ現金化はしないほうがいい!
クレジットカードの返済期限に1日でも遅れてしまうと、遅延損害金が発生します。
この遅延損害金が発生した場合、返済額に加えて遅延損害金も支払う義務が生じます。
また返済が遅れることは、自身の信用情報に返済の遅延・滞納をしたことが記録される上、カード会社に現金化を疑われたり、カードの利用停止・解約などの原因になりうるのです。
上記の理由により、返済日までに支払いが難しいと思えるときは、現金化ではなく別の方法で現金の工面をした方が無難と言えるでしょう。
クレジットカード現金化の返済についての気になる疑問
プリペイドタイプのクレジットカードの場合は返済日はいつになりますか?
プリペイドタイプのクレジットカードは、あらかじめ決まった額もしくは自身で決めた額をチャージすることで繰り返し使えるクレジットカードのことです。
繰り返し使えるカードの他に、あらかじめ決まった額を使い切る使い切りタイプのプリペイドカードもあります。
このプリペイドタイプのクレジットカードは決まった金額分しか利用できないため、カード決済後に利用額の返済は必要はありません。
答えはノー、プリペイドタイプのクレジットカードは現金化業者では利用できません。
ただし自分で現金化する場合はプリペイドタイプのクレジットカードは利用が可能です。
現金化業者で現金化をする場合、カードのショッピング枠は不可欠ですが、プリペイドタイプのクレジットカードにはショッピング枠が存在しないため、利用ができないのです。
自分で現金化をしたいという方には「ショッピング枠使って自分で現金化する方法」にてショッピング枠がないプリペイドタイプのクレジットカードで現金化をする方法について紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
支払い額が低い分割払いが便利なのに一括で支払う人が多いのはなぜですか?
分割払いは月々の返済額が抑えられる上、返済回数を自身で選ぶことが出来るのに、なぜ1度の返済額が多い一括払いを選ぶ人が多いのでしょうか。
理由は明白、損をしたくないからです。
現金化で分割払いを利用すると、現金化業者への手数料に加えてカード会社への利息も返済額とあわせて返済することになります。
つまり、二重の手数料がかかってしまうということ。
一方、現金化業者でクレジットカードの一括払いを利用した場合は、現金化業者からもカード会社からも利息が引かれることがありません。
総合的にみて、現金化業者でクレジットカード現金化を利用する場合は、一括払いを選んだほうがお得なのですね。
クレジットカード現金化の返済についてのまとめ
今回はクレジットカード現金化あとに、返済方法を分割払い・リボ払いに変更する方法を紹介しました。
現金化あとに、返済方法を分割払い・リボ払いに変更するのは難しくありませんが、それぞれの返済方法にはメリットとデメリットがあり注意点も存在します。
自身にとってのメリットとデメリットを天秤にかけて考え、それぞれの返済方法の注意点を正しく理解することが大切です。
以上ここまで、クレジットカード現金化あとの返済方法は分割払いやリボ払いできるのか調査でした。